沢山の良い言葉に触れることで、良いセルフイメージをもち、仕事でもプライベートでも良い結果が出せるようになります。
これを心理学では「自己効力感」と言います。
今回は本格派ジャズ漫画「BLUE GIANT」の名言から、上手くいかない時に触れたい名言をご紹介していきます。
★どんな時でも自信と誇りを忘れない
「BLUE GIANT」第8巻より引用
オレはヘタでも クソでも、
サックスを吹くときは一分一秒、いつでも、
世界一だと思って 吹いている。
雪祈はソーブルーの平さんに自信のピアノを否定され、スランプに陥っていました。
どうやったら自分の殻を打ち破れるのか、そう思って大に相談します。
そんな雪祈に向かって大が言った名言です。
「ソロをどうやるかなんて悩んでる時間あるのか?」と厳しい言葉を浴びせたのです。
大は世界一のサックスプレーヤーになるために時間があれば練習をする、自分の気持ちをがむしゃらに音に乗せる、そんな人間です。
逆に雪祈は頭で考えるプレーヤーであり、理解し合うのが難しい部分もあります。
しかし、「自分のこれってどうかな?」と不安に思いながら何かを行うよりも、堂々と自信を持っているほうを人は信用すると思います。
一度舞台に上がったら、どんなに初心者でもプロです。
自信を持って、堂々と行っていきましょう。
失敗したっていいじゃないですか。
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★始めた頃の気持ちを思い出して
「BLUE GIANT」第5巻より引用
「やりたい」ってだけで・・・十分じゃねえの?
「楽しそう」ってだけが、 入口なんじゃねぇの?
初心者の玉田をドラムメンバーとして連れてきた大は、雪祈にこっぴどく叱られます。
「なんでこんな素人を連れてきたのか?」
それに対して大は「ドラムをやってみたいと言ったからです」と答えます。
そんな場面での大の名言です。
今自分が続けていることを思い出してください。
楽器でもスポーツでも、習い事どんなことだって始めたきっかけは「やってみたいと思ったから」ですよね。
新しいことを「やりたい」という思いが強ければ強いほど、成長スピードも速くなります。
逆に「ここまででいいや」そう思ってしまったら、成長はすぐに止まってしまいますよね。
「やりたい、楽しそう」そんな気持ちを持ち続けることって、実はとても大切なことですよね。
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★「愛してる」が一番の才能
「BLUE GIANT」第4巻より引用
黒木先生「プロになれる子となれない子 どこに別れ道があるんだろう・・・」
娘「才能。努力の才能。技術の才能。心の才能。」
黒木先生「?なあに? その心の才能って」
娘「音楽を愛する気持ちの才能」
音楽の黒木先生は、文化祭で大とセッションし、大のひたむきにジャズに取り組み姿勢に心打たれます。
黒木先生の娘も、もともとは音楽のプロを目指していました。
そんな親子二人の会話からの名言です。
好きなことでも、ずっと続けていると辛いことが沢山降りかかります。
スランプがやってきたり、成長が止まったり、才能のなさに落ち込んだり…そんな中でも続けようと思う気持ちこそ、この名言の中の「心の才能」だと思います。
努力するのも、技術を磨くのも、それを「愛している」からできることです。
上手くいかない時は、技術や努力が足りないからだと思ってしまいがちですが、「本当に愛しているのか?どこが好きなのか?」
それから考えてみるのもいいかもしれません。
「BLUE GIANT」は読むと主人公の大の純粋でひたむきな姿に「自分も何かやらなきゃ」と心を震わせてくれるマンガです。
是非読んでみて下さい。
(参考)
石塚真一「BLUE GIANT」(小学館)
BLUE GIANT コミック 1-8巻セット (ビッグコミックススペシャル)
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