将来子供に迷惑をかけたくない!今からできる豆知識~骨折編~

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nekoshinpai

★介護になってしまう1つの要因は骨折

 
高齢者になると心配になってくるのは介護や寝たきりになってしまうことですよね。

私は普段スポーツトレーナーをしていますが、私のところにくるお客様の多くも、将来寝たきりになりたくない、子供に迷惑をかけたくないといって、来られる60代以上の方がとても多いです。

寝たきりになってしまうと、自分が不便になってしまうだけでなく、周りの大切な方を巻き込んでしまうのが悲しいと多くの人が言っています。

平成22年度の国民生活基礎調査によると、介護が必要になった主な原因は、1位脳卒中(24.1%)、2位認知症(20.5%)、3位老衰(13.1%)、4位骨折・転倒(9.3%)となっています。

今回はこの中でも骨折・転倒について詳しく考えていきます、

なぜ骨折や起きやすくなるのか?

骨折を防ぐにはどんな予防ができるのか一緒に考えていきましょう。
 

★歳をとるとなぜ骨折・転倒しやすくなるのか

 
年齢を重ねると、骨折・転倒しやすくなります。

足腰の力が弱くなって支えきれないということが大きな要因です。

しかし、「私は毎日歩いているのに・・・」そんな方でも何かの拍子に転倒し骨折してしまうことがあります。

これは、筋肉の衰え以外に、骨に原因があったのです。

いわゆる骨粗鬆症という病気ですが、60代では2人に1人、70代以上では10人に7人が骨粗鬆症といわれています。

骨粗鬆症は初期症状がなく進むため骨折してから気づくという人も少なくありません。

心配な方は一度病院で診てもらいましょう。

そして、骨粗鬆症の原因は老化やカルシウム不足、運動不足、喫煙飲酒などと言われています。

また女性に多く、閉経後の女性ホルモンの低下が大きな原因だと言われています。
 

★一番危険なエリアは自宅?

 
では、具体的に転倒骨折を防ぐにはどうしたらいいでしょうか?

実は転倒骨折が一番発生している場所は自宅だったのです。

なぜなら、慣れている自宅ではつい注意せずに歩いていたり、気が緩んでいる場所だからです。

実際今年に入って私のところに来ている方の骨折事例を紹介します。

 
・自宅で床に落ちている紙に滑って、手首を骨折

・自宅で椅子から下に落ちているものを拾おうとして、転倒、鎖骨を骨折

・自宅で階段を降りる際に足を踏み外し、足の指を骨折

・自宅で夜中にトイレに行こうとして、布団につまずき転倒、膝を骨折

 

このように、慣れた場所で毎日行う動作での転倒骨折が相次いでいます。

まずは、家の中の整理整頓からしてみましょう。
 

骨折をすると、2次、3次と様々な病気につながってしまいます。

介護はするほうもされるほうも、大きなストレスが伴います。

まずは、自宅の危険ゾーンを点検し、転倒を防止するところから始めてみましょう。
 

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