歩き方で人生が変わる!?猫背を治すための歩き方

Pocket
LINEで送る

 

★猫背で悩ませれている人は多い

 

近年あらゆる年代の人が猫背に悩んでいます。

小学生から上は80歳を超えるお年寄り、男女の比率も様々ですね。

皆さんの中にも、猫背矯正グッズを使ったけど、なかなか猫背が良くならないと悩んでいる方も多いでしょう。

猫背は、見た目が悪くなるというだけでなく、全身に様々な症状を引き起こし、心にも身体にも悪い影響を及ぼしますよね。

それでも、猫背が中々よくならない方が多いの原因として、猫背矯正治療院の小林院長はズバリ「猫背のほうが楽だから」と言っています。

猫背の皆さんなら「なるほど」と思うことでしょう。

いくら周りの人から「姿勢が悪いよ」と言われたり、鏡をみてきれいな姿勢をとっても疲れてしまいますよね。

結局今の猫背である姿勢が一番楽なんですよね。

そもそもの人間の構造上は正しい姿勢が一番身体への負荷が小さいです。

しかし、長年猫背を続けてきた人たちにとっては、猫背こそが身体に違和感なく、楽な姿勢になってしまっています。

だからこそ、猫背は治りにくかったですね。

また、背中が曲がっていることだけに注目して、そこだけにアプローチして猫背を治そうとしてしまっていることも、治りにくい原因となっているらしいです。

今回は、そんな猫背の原因に基づいて、歩き方一つで猫背を直す方法を紹介していきます。

 

<Sponsored Link>

 

★全て身体の使い方だ猫背の原因

 

では本当の猫背の原因はなんでしょう。大きく分けてこの3つ分けられます。

 

①身体の使い方(仕事や日常生活)

私たちは無意識に自分が楽な身体の使い方をしています。一番わかりやすいのがスマートフォンですね。スマホを持つ人が増えたことにより、下を向いて作業する動作をすることが増え、前に出た首を支えてバランスを取ろうと、背中が後ろに丸まります。パソコンなどの作業が多い方や、ハイヒールで歩くことが多い方など、実は日常生活の動作にこそ猫背の原因が潜んでいることが多いのです。

 

②筋力低下(加齢や運動不足)

高齢者を見てみると若い人に比べて、背中が丸まっている人が多いですよね。これは全身の筋力低下により、人間の本来の姿勢を維持することが難しくなっている証拠です。猫背のまま、筋力トレーニングをするのは、猫背の進行を進めてしまうこともありますが、全身の筋力は姿勢を保つためにとても大切です。

 

③心理的要因(自信がないとうつむきがちになる)

これは子供のころからの癖に出てくる方が多いです。例えば身長が高く目立ちたくない人は、自然とうつむきがちになり猫背になってしまう人が多いようです。また、自信がないとうつむきがちになり、さらに猫背になりと悪循環を引きこしている方も多いでしょう。

 

<Sponsored Link>

 

★歩き方ひとつで猫背を治そう

 

原因はわかりましたね。

最後にどうやって猫背を治していくかをお話ししますね。

原因でもあったように、猫背の原因の多くは身体の使い方やバランスが崩れてしまうことによるものです。

では正しい身体の使い方をするために大切な所がどこかというと「背骨」と「骨盤」と言われています。

「背骨」はS字状のカーブをしていて約5キロもあると言われている頭を支えてくれています。

そしてその背骨に連結して、背骨を支えているのが骨盤です。

この骨盤は私たちの身体の中心に位置し、上半身と下半身のバランスを保つなど大切な役割を果たしています。

そして、身体のどこよりも沢山の筋肉がついています。

この骨盤が前に倒れてしまったり、後ろに倒れてしまうと、それに伴って背骨のカーブのバランスも崩れてしまうため猫背の姿勢を引き起こしてしまいます。

 

骨盤

(引用)Beauty wise

 

よく骨盤の前傾・後傾なんて言いますが、これが猫背の原因の1つだったのです。

骨盤の前傾後傾には、身体の前側にある大腿四頭筋や腸腰筋、身体の後ろ側にあるハムストリングスや大臀筋のバランスを良くすることが大切です。

 

【猫背の人にオススメの歩き方】

大股で良く腕を振って歩く

(大股で踏み出し、踏み出した足のかかとから着地する)

 

これだけです。簡単なように感じると思いますが、猫背の方は歩いている時も背中が丸まっている方が多いようです。

大股で腕を振って歩くことで、自然と背筋が伸びてきます。

それだけでなく、骨盤をまっすぐ立てるために股関節をしっかり動かすことが出来ます。

股関節を動かすことが出来たら、身体の前側と後ろ側の筋肉をバランスよく使うことが出来ます。

前後の筋肉のバランスを治すためにも大股で歩いてみましょう。

歩いている中で、足の前側もしくは後ろ側が張っている(疲れやすい)感覚があったら、あなたはそちら側の筋肉ばかりを使う歩き方をしているかもしれません。

人間はつい使いやすい筋肉を使って、日常の行動をしてしまいます。

使いやすい筋肉はケアしてあげ、使えていない筋肉をトレーニングする。

そうやって身体に向き合っていくことで、きっと猫背も改善していくでしょう。

 

【例】

大股で歩いたら太ももの筋肉だけが筋肉痛になった

→太もも(前側)の筋肉ばかり使う歩き方をしている

→太ももの筋肉をストレッチする+後ろ側の筋肉をトレーニングする

 

猫背は人からの見た目や身体の不調だけでなく、自分の心も映し出してしまっています。

今まで改善したいけどできなかったという方は、今日から実践してみましょう。

 

(参考)

小林篤史「ねこ背は10秒で治せる」2017年(マキノ出版)

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Pocket
LINEで送る

1 個のコメント

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です