★あなたの身体の不調は猫背が原因だった!?
近年スマートフォンなどの普及によって、「姿勢が悪いのが気になる、猫背を治したい」そんな方が増えています。
中には、若いころから猫背が気になっているが、もう「私は猫背だから…」と諦めている方もいるのではないでしょうか?
猫背で悩んでいる方は、日常生活の様々な身体の使い方によって、猫背が一番「楽な姿勢」になってしまっています。
特に骨盤の前傾後傾のくせによって猫背になってしまっている為、整骨院やマッサージなどで一時的に猫背が改善したとしても、根本が改善しないとまた元に戻ってしまいます。
また猫背は見た目だけでなく、身体への不調の原因にもなるようです。
自分が該当する症状がないかチェックしてみてください。
もしかしたら猫背が原因だったかもしれません。
【猫背による身体の不調】
腰痛・膝痛、肩こり、四十肩、五十肩、首痛、頭痛、眼精疲労、めまい、便秘、下痢など
今回はこんな身体の不調を改善するためにも、猫背を4つのタイプに分けて、そのタイプごとの猫背改善方法をご紹介していきます。
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★タイプ別のストレッチ方法
(引用)H&Bカイロスタジオ
①円背型猫背
【特徴】
背中が全体的に丸くなっているタイプ
このタイプの人は、背中丸まっていることで、背中の骨(椎骨)が丸まって記憶されてしまっています。
それを解消するためには、反対側の胸骨に働きかけることが大切です。
【ストレッチ方法】
・胸の中央に手を添える
・息を深く吸って、手が胸と一緒に上がるように胸を広げる
・吸いきったら10秒キープ、ゆっくり息を吐く
②前肩型猫背
【特徴】
横から見た時に肩が前に出ている
このタイプの人は、肩関節の可動域が狭くなっていて、腕が上がりにくいです。
このまま、肩を使うスポーツや、日常生活で肩を多用していると痛みが出やすいので注意が必要です。
まずは肩の可動域を広げるストレッチが大切です。
【ストレッチ方法】
・大きな円を描くつもりで、10秒かけてゆっくり肩を後ろに回す
・肩甲骨を動かすイメージで回すことが大切
③顔出し型猫背
【特徴】
横から見た時に顔が前に出ている
このタイプは首の骨(頸椎)が前方に傾いています。
そのため、慢性的な肩こりや頭痛に悩まされている人が多いです。
それを解消するためには、頸椎を正しいポジションに戻すストレッチが有効です。
【ストレッチ方法】
・思いっきり顔を前に突き出す
・ゆっくり10秒かけて正しい位置へもどす
④首なし型猫背
【特徴】
①②③の猫背の特徴をすべて併せ持つタイプです
このタイプは猫背を治すのに一番時間がかかります。
肩の大きな筋肉(僧帽筋)が首にかぶさって首がなくなったように見えます。
①②③の3つのストレッチをすべて毎日行うことが大切です。
将来、頚椎症など身体の不調が出やすいので早急に対応が必要です。
この4つのタイプのストレッチに合わせて、太ももの前と後ろを伸ばすストレッチを行うと骨盤の矯正に繋がるのでさらに効果が上がります。
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★日常生活を気を付けて猫背を改善しよう!
最初からお伝えしているように、猫背の方は日常の動作などから、悪い姿勢がどんどん形状記憶されていくんですね。
その悪い姿勢を治すためにも、日常の動作の見直しがとても大切です。
日常生活で簡単に気をつけることが出来る習慣をご紹介していきますね。
①鏡を見る
猫背の人は自分では「姿勢が良い状態を作っている」と思っていても、周りから見るとそうでない場合が多いです。
そのため、良い姿勢をキープできているか鏡を見て1日に何度も確認しましょう。
ショーウインドウに映る自分を見るのも、とてもいい方法とされています。
一番よくないのは、「猫背な自分を見たくない」と鏡を見るのを拒むことです。
②椅子に座るときはお尻の穴を下に向ける
特につるつるした椅子だと、お尻が前に出てしまって骨盤後傾を作りやすく、猫背の原因になります。
ずっとその正しい姿勢をキープしなさいとはいいません。
気づいた時には、お尻の穴を下に向けていきましょう。
③ストレッチは毎日行う
先程紹介したストレッチはぜひ毎日実施してください。
長年の月日をかけて積み重ねてきた猫背の形状記憶は1日ストレッチしたから治るものではありません。
毎日1回は実施してみましょう。
時間帯を決めて、日常の動作に取り入れてしまうと簡単に習慣化できそうですね。
※猫背の方で肩こりも気になっている方はこちらもご覧ください!
猫背を治すのは自分との戦いです。しかし、自分の猫背のタイプを診断し、それに合わせて改善することで、ただ背中を伸ばす以上の効果があります。
姿勢が良くなるだけで見た目年齢が10歳若返るともいわれています。
自分のためにも猫背を改善しましょう。
(参考)
小林篤史「ねこ背は10秒で治せる」2017年(マキノ出版)
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