★豚バラ大根って何?
寒い冬におすすめの料理の1つと言えば『豚バラ大根』です。豚バラ肉と大根を合わせて煮込んだこの料理は、栄養満点で、低カロリーと寒い冬にオススメです。実はこの豚バラ大根ですが、冬にこそおすすめなのッて知っていましたか?冬はどうしてもクリスマスや忘年会などのイベントが盛りだくさんで、お酒を飲む機会も増えるでしょう。そんな時におすすめの、豚バラ大根の栄養や効用を知って、寒くて忙しい冬を健康で乗り切りましょう。
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★豚バラ大根の栄養素・効用
大根の主な栄養素
主な栄養成分と 含有量 (100gあたり) |
栄養成分 |
含有量 |
成人が1日に撮るべき推奨量 |
葉酸 |
34μg |
240μg |
|
ビタミンC |
12mg |
100㎎ |
|
カリウム |
230mg |
男性 3000mg / 女性 2600mg |
|
マグネシウム |
10mg |
男性 370mg / 女性 290mg |
|
食物繊維 |
1.4g |
男性 20g / 女性 18g |
大根の効果
胃腸を健康に保つ効果
大根に含まれている消化酵素のジアスターゼやグリコシターゼには、でんぷんを分解し、胃腸の消化を高める働きがあります。ジアスターゼには焼き魚の焦げた部分に含まれる発がん性物質を解毒してくれる作用もあるため、焼き魚と大根おろしの愛称は抜群です。
便秘を改善する効果
大根の辛み成分であるイソチオシアネートは代謝をあげる効果があります。また、活性酸素を体外に排出する働きもあるため、食べ過ぎてしまった次の日などにおすすめです。このイソチオシアネートは熱に弱く、生の大根で摂取する必要があります。
美肌・アンチエイジング
大根の辛み成分であるイソチオシアネートは活性酸素を体外に排出する役割があるので、デトックス作用高でなく、アンチエイジングにも効果的です。また、大根に含まれるビタミンCは抗酸化作用があり、美肌作りにとても効果的です。
豚肉の主な栄養素
主な栄養成分と 含有量 (100gあたり) |
栄養成分 |
有量 |
成人が1日に撮るべき推奨量 |
たんぱく質 |
17.1g |
男性 60g / 女性 50 g |
|
脂質 |
19.2g |
男性 74g / 女性 56g |
|
ビタミンB1 |
0.63mg |
男性 1.4mg / 女性 1.1mg |
|
ビタミンB2 |
0.23mg |
男性 1.6mg / 女性 1.2mg |
|
ナイアシン |
3.6mg |
男性 15mg / 女性 12mg |
豚肉の効果
疲労回復・免疫力向上効果
豚肉の特徴としては、ビタミンB群を豊富に含むことです。特にビタミンB1は牛肉の14~19倍多く含まれ、全食品類の中でも断トツなのです。ビタミンB1は糖質をエネルギーに分解するときの補酵素となり、脳の中枢神経や手足の末梢神経の機能を正常に保つ働きがあります。ビタミンB1が不足すると、神経や脳への影響(食欲不振、肩こり、めまい、動悸、下肢のしびれ、イライラ)などの症状が現れ、疲れやすくなります。豚肉の豊富なビタミンB1はこれらを防ぐのに最適の食材です。また、良質なタンパク質は、滋養強壮、疲労回復、筋肉強化、免疫力向上、老化防止などに役立ちます。
アルコール分解効果
豚肉に含まれるビタミンB1は肝臓のアルコール分解を助け、しかも野菜などと一緒に摂る事によりビタミンの吸収率も高まります。お酒を飲む前や飲みながら食べると、二日酔いの防止にもなります。
飲み会が多くなる冬の時期には、アルコールを分解し、胃腸整えてくれる『豚バラ大根』はとっても効果的ですね。また、風邪が流行しやすいこの時期には、免疫力アップや疲労回復効果があるのもとっても嬉しいです。
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★豚バラ大根のオススメレシピ
中華風豚バラ大根 by トモコ0326
あっさりもいい!豚バラと大根の塩煮☆ by はぴはぴclover
(参考)
足立香代子「栄養学の基本がまるごとわかる事典」2016年(西東社)
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