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★読書会とは?
「読書会」という言葉を知っていますか?
実は最近ちょっとずつブームになり様々なところで開催されているんです。
読書会というのはアメリカからスタートした文化であり、本好きが集い、交流するイベントです。
「え、読書好きではないのに敷居が高いな・・・」と思われがちですが、そんなことありません。
読書会にも様々な種類の読書会があり、人々の新しい交流の場として人気となっているようです。
【読書会の種類】
・おすすめの本を持ち寄って紹介し合う
一番多く開催されている読書会は、この読書会ではないでしょうか。
各自が自分のおすすめの本を持ち寄り、プレゼンし、それに対して質問や感想を言い合うという読書会です。
普段自分が興味のないジャンルの本が紹介されることもあるので、読書の幅を広げたいという方にはおすすめの読書会と言えるでしょう。
・課題図書が出される読書会
読書会ごとに主催者が決めた「課題図書」が出されていて、その課題図書について自分の感想や今後活かしていきたいということを話し合う読書会です。
同じ課題図書を読んで集まるので、最初から共通の話題があるというのがこの読書会の特徴です。
1人では気づかない多方面からの視点で本を読むことが出来ます。
・テーマが決められている読書会
例えば「ビジネス本」や「自己啓発本」などを書籍のテーマを決めて、そのテーマのに当てはまる本を通して、自分の人生や仕事を振り返ったり、どう活かすかを議論する、読書会です。
新しい異業種交流会ともいわれ、ビジネスパーソンに関心の高い場です。
・輪読形式の読書会
担当範囲を決めて読書会のメンバーで1冊の本を読み進めていくという読書会です。
みんなで同じ本を読み進めていくので、様々な視点から議論を展開することが出来ますし、短い時間で1冊の本を読み深めることが出来ます。
このように様々な種類の読書会が開催されているようです。
1冊好きな本を見つけたら、読書会はすぐにでも参加できます。新しい人脈を広げたり、読書をさらに好きになるという新しい場所なのです。
★初心者におすすめの読書会
『猫町倶楽部』とは、その前身となる読書会が2006年に名古屋でスタートして以来、延べ5000人が参加している日本最大級の読書会コミュニティです。
これだけ大きな規模の団体でも「初参加の方向け」の読書会がしっかり行われていることが特徴です。
基本的には課題図書をもとに議論をしていくスタイルです。
課題図書はかなりハードな内容になっていますが、「読んでよかった!」と満足できるようになっているようです。
Read For Action は、日本最大級の、“行動するための読書会”ネットワークです。
読書を、知識を得るための個人の経験に留めず、話題の本の感想を分かち合ったり、仲間と一緒に読むことで、内容をより深く理解したり、新しい自分に出会ったり、同じ問題意識をもった仲間たちと解決方法を見つけ出すことを目的としています。
基本的に、事前に本は読まずに参加し、その場で30分程度で読み、議論し合うのが特徴です。
ありとあらゆる分野の読書会が開かれているので、自分の興味がある読書会がきっと見つかるでしょう。
初心者の方でも気軽に参加です。
課題図書を議論し合う日もあれば、自分のおすすめの本を紹介し合う日もあるので、自分の目的に合わせて参加できるのが魅力的ですね。
このほかにもたくさんの読書会が全国では行われています。
読書会は単に読書を楽しむだけでなく、新しい人との出会い、そして本との出会いによって心が豊かになっていく集まりでもあります。
読書の秋をきっかけにして、読書会デビューしてみませんか??
(参考)
神田昌典「バカになるほど、本を読め!」2015年(PHP)
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