★生活の癖によってできてしまうO脚
モデルさんってすごく足がキレイですよね。
短いスカートやショートパンツをはいても、足がスラーッと綺麗に見えます。
それに対して、まっすぐ立っているはずなのに膝がどうしても外側を向いているように見えてしまうタイプの足、いわゆるO脚の方は、せっかくきれいな足をしていてもカッコよく見せることが出来ません。
女性はファッションの面からもO脚で悩んでいる方が多くいるようです。
見た目も格好悪いO脚ですが、日常生活にも悪影響を及ぼしてしまいます。
【O脚が身体に及ぼす悪影響】
①腰痛になりやすい
O脚は骨盤のゆがみや、生活のくせによる骨格のゆがみ、先天的なものなどと人それぞれ理由がありますが。
骨盤のゆがみによって、無理な体勢で生活を続けていると、腰痛になりやすくなります。
特に、O脚の方は内転筋(太ももの内側)の筋肉の衰えや、腸脛靭帯(太ももの外側)に張りが強い方が多いです。
身体のバランスが崩れると、人間の中心にある腰で人間はバランスを取ろうとします。
それによって腰に大きな負荷をかけてしまうのです。
②むくみや下半身太りに繋がりやすい
O脚の方は、股関節周りが硬くなってしまい、骨盤がゆがんだ状態をキープし続けてしまいます。
股関節にはリンパが集まっており、股関節回りが硬いことで、下半身の血流が悪くなってしまいます。
それによって、むくみや脂肪がつきやすくなり下半身太りに繋がりやすくなってしまうのです。
③膝痛になりやすい
O脚の方は、膝が通常の方よりも伸展しています。
それによって股関節を使うことが出来無くなり、膝に負荷がかかってきます。
歩き方ひとつで膝への負担が増してしまうのです。
これ以外にも、O脚が原因で冷え性や代謝が悪くなってしまっていたり、偏平足や外反母趾になってしまっている方もいらっしゃいます。
「O脚なんて治るはずない」なんて諦めずに、ストレッチでO脚を改善していきましょう。
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★O脚にストレッチが効果的な理由
ではO脚を解消するにはどうすればよいでしょうか?
反り腰の方の多くが、使えていない筋肉(内転筋、ハムストリングス)を鍛えるというような、アプローチ方法もありますが、1人1人のタイプに合わせてパーソナルトレーナーと一緒に鍛えるのをおすすめしているため、今回は自分でもできるストレッチにフォーカスして考えてみます。
ストレッチもO脚解消の1つのアプローチ方法として有効と言われています。
①ストレッチ自体に疲労回復効果がある
O脚自体を改善するものではありませんが、全身のストレッチを行うことで疲労回復効果があります。
というのも、ストレッチというのは、縮んでいる筋を伸ばすことで、動かしやすい状態にしてあげるので、筋ポンプ作用というのを活性化し、血液循環を促進させることができると言われています。
筋ポンプ作用とは、筋肉の中や周辺にある血液を、筋肉がしっかり動くことで押し流して、流れを良くする作用のことです。
血液が身体にいきわたりやすくなると、身体に溜まっていた老廃物なども循環されて、身体の疲労が溜まりにくくなるのです。
身体の疲労が溜まりにくくなることによって、O脚が原因で起こっている身体の不調に対応することが出来ます。
②筋肉を整えるため
この筋肉を「整える」というのには2つの意味が含まれています。
1つ目は「筋肉の長さを整える」ということです。
ストレッチは縮んでいる筋肉を伸ばしてあげることで、筋肉を正しい長さに整えることができます。
正しい長さに筋肉が整うと姿勢の改善や、身体にかかる負担を減らすことに繋がります。
O脚の方は、普段使いすぎている筋肉をストレッチで伸ばして整えてあげることによって、身体にかかる負担を軽くできるでしょう。
2つ目は「関節の可動域を整える」ということです。
ストレッチをかけることで、身体の可動域は広くなります。
可動域が広がることで、身体にかかっていた余分な負担を軽減することができ、結果的にO脚の軽減にもつながります。
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★O脚の方に効果的なストレッチ
【大腿筋膜張筋のストレッチ】
O脚の方は、ももの外側にある大腿筋膜張筋の張りがとても強いのが特徴です。
この張りが強いことで、筋肉が引っ張られO脚になっしまいます。
ストレッチをする前に、テニスボールなどで、マッサージをしてから行いましょう。
(出典)ストレッチポール公式ブログ
- 椅子の横に立ち座面に手をかけながら、伸ばす方の足を斜め後ろに出します。
- 体重は伸ばしている方の足に乗せ、重心は少し前方を意識しましょう。
- そのままお尻から膝までのももの外側にのび感を感じましょう。
【腓腹筋のストレッチ】
O脚の方は足の親指で地面をつけずに歩いていることが多いです。
そのためふくらはぎに負荷がかかります。
(出典)ストレッチポール公式ブログ
- 壁に手を付け、片足を後ろに引きます。
- 足はつま先が一直線になるように立ちます。(O脚の方は一直線にすることも難しいことが多いです。)
- 後ろのかかとを地面につけたまま、前膝を曲げてストレッチをかけていきます。
今回はO脚に特化したストレッチをご紹介しましたが、O脚になってしまった原因は、膝、ふくらはぎ、太もも、股関節、お尻、呼吸など人それぞれです。
根本の原因を知りたい方はこちらもご覧下さい。
パーソナルストレッチでO脚を改善したい方はこちらもご覧下さい。
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(参考)
IBMAパーソナルストレッチトレーナーテキスト
資格のマナビバ「ストレッチは効果的?筋肉の”短縮”と”こり”の違いとは?」
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