リクルートワークス研究所所長の大久保幸夫さんによると、「仕事で高い成果を上げる」「仕事を楽しむ」ことで評価され続ける為に必要な力は全部で12個あるらしいです。
この12の力を適切なタイミングで、適切な学習をしていくことで、あなたの成長の大きくつながるでしょう。
今回は第8の能力である「人脈開拓力」についてご紹介していきます。
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★人脈開拓力とは
◆定義
ビジネスの仲間や情報源となる人を開拓し、その関係を維持していく力
◆標準開発年齢
30代~50代
◆もしこの能力がないと
肩書を外した時になにもできない
◆関連能力
愛嬌力、文脈理解力、専門構築力、委任力
皆さんはどんな人脈がありますか?
「人脈ならあるわ」という方も多いでしょうが、ここでポイントなのは「仕事関係以外」というところです。
仕事をしていると、仕事関係の人と友好関係を築こうと積極的働きかける人は多いです。
しかし仕事とは関係のない人脈は持っていない、なんて人も多いです。
仕事に必要な情報を得る人脈、仲間として信頼して仕事ができる人脈、このような人脈を自分で広げていく力のことを「人脈開拓力」と言います。
人脈は年齢を重ねるとともに、より重要になってきます。
沢山持っている人脈がいつ仕事に関係してくるかわかりませんよね。
仕事で大きな成果を出すためにも、勇気を出して自分が会いたい人にどんどん会いに行くということがとても大切です。
人脈開拓力をつけて、仕事のステージを一段あげましょう。
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★人脈開拓力を磨くことでこんな風に変わるでしょう!
【アクション①】
まず会いたい人に会う
【効果】
第7の能力の専門構築力で自分自身の高める専門性を考えましたね。
(「仕事のための12の基礎力で成長しよう!」専門構築力で自信を持とう!)
次はその専門性を上げるために会いたい人に会いに行きましょう。
人脈といっても誰とでも仲良くなればいいのではありませんよね。
仕事上のパートナーになるのか?
自分の教養や人間性を高める人か?
単に興味がある!
会いに行く理由はどんな理由でも大丈夫です。
相手にも会いたい理由を伝えることで、その人もそれに合った話やスタンスで会ってくれるので、きっと有意義な時間を過ごせるでしょう。
【アクション②】
裏を返す
【効果】
アクション①でその人とのファーストコンタクトが成功しましたね。次はその人ともっと深い関係を作ることです。
そのために大切なのは「裏を返す」です。
これは初回会った次にもう一度すぐ会うことを言います。
初回でせっかくいい関係を築けても、そのままにしてしまっては関係は消えてしまいます。
そのために理由を作って、すぐ2回目を会いに行きましょう。
短い期間に2回会うことでその人へ自分の印象をインプットすることが出来ます。
2回目に会う際には、第三者へを交えてその人を紹介することも関係性を深めるポイントです。
日々の仕事に追われていると、人脈開拓力はどうしても後回しにしがちです。
しかし、人脈開拓力の優先順位を上げることで、その時間を確保するために、仕事の生産性も上がりますね。
継続して成果を上げるためにも、インプット(人から話を聞く)を増やしていきましょう。
(参考)
大久保幸夫「仕事のための12の基礎力‐「キャリア」と「能力」の育て方」2004年(日経BP社)
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