2017年12月は寒い!!冬風邪の種類を知って適切な予防をしよう!!

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★2017年12月は寒い!!

 

2017年11月は初旬に木枯らし1号が吹き、一気に寒さが厳しくなりました。中旬には年末並みの冷え込みとなりましたね。気候の変化に身体がついていかずに、体調を崩された方もいらっしゃるのではないでしょうか。さて2017年12月は寒いのか?天気の予想を見ていきましょう。

気象庁の3か月予報によると、12月のはじめは全国的に雲が広がりやすい天気になるそうです。特に日本海側では気圧の谷や寒気の影響を受けて、曇りや雪、雨の日が多くなる見込みです。太平洋側でも晴れの日が少なくなりそうな予報ができています。中旬は全国的に寒気の影響を受けるという予報が出ています。晴れの日は多くなりそうですが、気温が平年よりもかなり下がるので注意が必要です。そして下旬になると、平年並みの気温に戻る予定です。年越しは、少し過ごしやすくなりそうですね。

12月は11月以上に気温が下がり、10度を下回る日が増えてきます。急な寒さで、体調を崩してしまう方も出てくるでしょう。12月に引きやすい冬風邪には様々な種類があります。冬風邪それぞれの種類や特徴を知って、適切な予防をしていきましょう。

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★冬風邪の特徴

 

冬風邪は名前のとおり、「冬にひく風邪」です。冬風邪の特徴としては、ただの風邪だけでなく、様々な種類があるということです。この冬風邪は大きく分けて3つ挙げられます。

  1. 一般的な風邪症候群
  2. インフルエンザ
  3. 感染性胃腸炎

 

それぞれの特徴を見ていきましょう。

①一般的な風邪症候群

冬風邪の一般的な症状としては「発熱・咳・くしゃみ・倦怠感・関節痛」などが挙げられます。冬風邪は夏風邪と違って乾燥を好むウイルスが気管支粘膜に付着して、炎症を起こして風邪の症状を引き起こします。通常2~3日で症状は改善しますが、喉の痛みや鼻水などは長引く方もいらっしゃるので注意が必要です。

インフルエンザ

インフルエンザの一般的な症状としては「高熱・咳・くしゃみ・全身倦怠感・関節痛」などが挙げられます。通常の風邪よりも症状が重く、おおよそ4~5日ほどは症状が継続します。抗インフルエンザウイルス薬を、「発熱後48時間以内に服用」する事で早期に快方には向かいますが、解熱しても2日ほどは他人への感染力があるというのが特徴です。

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感染性胃腸炎

感染性胃腸炎の一般的な症状としては、「腹痛・下痢・嘔吐・発熱」などが挙げられます。細菌性とウイルス性とがあり、非常に体力を消耗する疾患です。症状は数日~長いと1週間ほど症状が継続します。細菌性ではO-157などがあり、ウイルス性としてはノロウィルスなどが代表的です。脱水症に気をつけながら、自然治癒にて症状を改善させていきましょう。

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★冬風邪の予防対策

 

12月はXmas、年末、忘年会とイベントも盛りだくさんです。冬風邪をしっかり予防して、イベントを楽しみましょう。冬風邪の予防として、まず感染経路を知っておくことが必要です。主な感染経路は以下の通りです。

飛沫感染・・・人ごみの中など、空気中に漂う病原体からの感染

接触感染・・・感染者の唾液や排泄物などに直接接触する事からの感染

経口感染・・・食事の際の食べ物や手に付いた病原体からの感染

この感染経路を経つことが冬風邪の予防といえるでしょう。そこで大切になってくるのが、「うがい・手洗い・乾燥対策」です。

 

・うがい

うがいは、実はとても大切な冬風邪予防です。うがいをすることで、喉に付着した菌を外に追い出す効果があります。ポイントは、いきなり上を向いて喉を「ガラガラ」しないとということです。口内には雑菌や食べかすがあるので、まずはぶくぶくと口をゆすいでから喉の菌を外に出しましょう。

・手洗い

手洗いは正しい方法で行うことで、冬風邪予防に大きな効果を発揮します。しっかりと石鹸をつかい、手首や爪の先まで洗うようにしましょう。石鹸がない時は30秒以上水で洗うようにするといいようです。

・乾燥対策

冬風邪の天敵は乾燥です。夏風邪では湿度が高いところで繁殖するウイルスが原因で引き起こされますが、冬風邪のウイルスは湿度が低い環境を好みます。外に出る時にはマスクをして、喉の乾燥を防いだり、部屋で暖房をつける際には加湿器をつけるなどして感想を防ぎましょう。厚生労働省が提示している適切な湿度は50%~60%です。適切な湿度を保ちましょう。

 

(参考)

厚生労働省「インフルエンザの基礎知識」

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