★2017年11月の天気の特徴
10月は各地でお天気が荒れましたね。
前半は例年よりも暖かい気温で推移しましたが、大型の台風の上陸や、東京では31年ぶりの冷え込みを記録したようです。
気候の変化によって体調を崩された方もいらっしゃるのではないでしょうか。
11月はさらに冬に近づいていきますが、2017年の11月はどのような気候になるのでしょうか。
11月は北日本日本海側では、平年に比べ曇りや雨または雪の日が多いという予報が出ています。
その為、晴れの日が少ないとの予報となっています。
東日本日本海側、西日本では、平年に比べ晴れの日が多いでしょう。
全国的に11月前半は平年よりも気温は低くなると予想されていますが、中旬を超えると平年並みの気温に戻ってくるようです。
11月の平均気温は以下の通りです。(2016年東京のデータ)
- 11月の平均気温 11.4度
- 11月の平均最高気温 15.5度
- 11月の平均最低気温 8.1度
10月の平均気温に比べると、平均で約7度~8度下がることになります。
特に9月~11月は気温の変化がとても大きい季節となっています。
平均気温で言うと9月から11月までで約15度も下がってしまいます。
だからこそ、服装の変化や体調不良への対策をしっかりしていく必要があります。
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★11月になりやすい病気
・ノロウイルス
ノロウィルスの最大の発生ピークは12月と言われています。
しかし、寒さが強くなりだす11月から集団感染などが例年見られるようです。
主な症状は、吐き気・嘔吐・発熱となっています。
寒暖差が強くなり、免疫力が弱まることでかかりやすくなるので注意が必要です。
・インフルエンザ
インフルエンザの流行は、例年11月下旬から12月上旬にかけて始まり、1月下旬から2月上旬にピークを迎え,3月頃まで続きます。
11月はインフルエンザの予防接種が始まる時期に当たります。
しかし、予防接種を受けてから抗体ができるまで約2週間くらいかかるため、予防接種を受けてから、抗体ができるまでにかかってしまう方も多いようです。
・関節症
11月に入り、寒さがさらに強くなると、寒さで血行が悪くなると関節周辺の筋肉が強張ってしまいます。
普段から運動をしていない方などは、腰やひざなどの関節に普段以上に大きな負担がかかり、膝や腰などの関節の痛みに繋がってきます。
・脳梗塞、心筋梗塞
寒くなると、その寒さに耐え、身体の熱を逃がさないように、体の表面の穴を閉じて身体から熱が逃げるのを防ぎます。
さらに、交感神経が緊張して血管を収縮させ、血流量を減らして皮膚から体温を逃がさないようにします。
このとき血管収縮によって血行不良が起こるため、血圧が上昇しやすくなります。
また、暖かい場所から寒い場所へ移動すると血圧が急激に上昇するなど、血圧が大きく変化します。
暖房が効いた部屋から急に外に出たり、寒い身体を急激にお風呂で温めることによって、血圧の変化が大きくなり、脳梗塞や心筋梗塞などを引き起こす場合もあります。
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★寒さ対策をして11月にかかる病気を予防しよう!!
11月は寒さが厳しくなったことによって、身体の温度調節が上手くいかず、体調を崩してしまうケースと、免疫力の低下に伴う集団感染(ノロウィルス・インフルエンザ)にかかってしまうケースと2つのパターンに分かれるようです。
予防するためには寒さ対策をしっかりして、免疫力を高めることがポイントです。
11月に注意したい病気予防の方法
①服装
11月は更に寒さが厳しくなります。
お出かけの際には4つの首を意識して暖かくすることがポイントです。4つの首とは、首、手首、足首、くびれ(腰)です。
マフラーなどは手軽に持ち運びができる為、日中は寒くないと感じていても持って出かけるようにしましょう。
②入浴
外が寒くなる11月は、熱いお風呂に入りたくなりがちです。
しかし、特に年配の方や血圧が高い方などは、急に熱いお湯に入るのは注意が必要です。
40度~42度のお湯に入る際には、事前にお風呂場を温めて入るようにしたり、シャワーなどでいったん体を温めてから入浴するようにしましょう。
38度くらいのお湯に半身浴で長く浸かるのも身体を温めるのには効果的です。
湯冷めをしないように、お風呂から上がったらすぐに暖かい恰好をするようにしましょうね。
③運動
寒くなるからと言って外に出なくなるのではなく、適度な運動を心がけましょう。
この時期は筋トレや有酸素運動などで、適度に筋肉に刺激を与えてあげることで血行不良促進につながります。
冬は感想・寒さから私達の中に入るウイルスが生息しやすい環境になってしまっています。
それに対抗できるのは自身の免疫力のみです。
規則正しい生活を行うことで免疫力を高めておきましょう!
(参考)
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