沢山の良い言葉に触れることで、良いセルフイメージをもち、仕事でもプライベートでも良い結果が出せるようになります。
これを心理学では「自己効力感」と言います。
今回は2018年に映画の続編を公開されることが発表され、まだまだブームが収まらない「ちはやふる」からモチベーションを上げたい時に触れたい名言をご紹介していきます。
ちはやふるの他の名言はこちらをご覧ください。
★あなたに積もっていってほしいのはなんですか?
引用:『ちはやふる』18巻
小さいころうちの母に、「他人の分の靴を揃えることは『幸運』をひとつ拾うことだ」と教わったからです。
『白い壁には手をつかない』
『畳の縁は踏まない』
私はそういう「積もっていく」という考え方が好きです
迷ったら
自分の中に積もっていってほしいのはどっちか
そうやって選んでもいいんじゃないですか…?
クイーンを目指す千早だったが、まさかの修学旅行の日程とクイーン戦予選の日程が被っていました。
どちらに行くか悩んでいる千早に向けてかなちゃんが言った名言です。
この言葉を聞いて、高校の先生になるためにも一生に一回しかない修学旅行を選ぶことに決めました。
この名言を聞くと、普段の何気ない行動1つでも気が引き締まります。
この積もるというのは「習慣化」ということに似ている気がします。
例えば1日10分英会話の勉強をしよう、と決めたとします。
ただ、その日1日サボってしまうと、その日に積み重なるべきものは積もっていきませんよね。
むしろ砂時計のようにちょっとずつ落ちていってしまうということもあります。
こういった何気ない一瞬の行動が、将来に繋がっているということを認識できているか、できていないかで成功に近づくかどうかというのは変わってきます。
「やろうかな?サボろうかな?」そうやって迷った時はこの名言を思い出してみるといいかもしれません。
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★無駄なことなんて何ひとつないんだ
引用:『ちはやふる』17巻
「これ」と決めた道で
知らないほうがいいことなんて一つもないわよ
高校選手権個人戦A級決勝でクイーンと新の試合が行われました。
太一の試合後に会場に駆け付けた、千早と太一ですが、千早は「なんか怖い…」と部屋の前で物怖じしてしまいます。
そんな千早に対して桜沢先生が言ったセリフです。
千早はなんで「怖い」という感情を持ったのでしょうか。
これは「知らないから怖い」という感情だったのではないでしょうか。
例えば、幽霊が怖いという感情というのは、幽霊という未知のものに対して、知らないから怖いという感情です。
千早は自分が負けたクイーンに、そして昔から一緒に戦ってきた新の2人の対局姿を見たことがなかったからこそ、「自分との力の差」「2人の世界観」に恐怖を覚えたのかもしれません。
こういったことは、私たちの周りでも起こります。
例えば、今まで話をしたことがない人と話をするのを「怖い」と思う気持ち、今までやったことのないプログラミングという仕事を任さ「怖い」と感じる気持ちなどですね。
「食わず嫌い」という言葉があるように、やらずにその物事を決めてしまっていることは多くあります。
自分が決めたこと、目指すことに対しては、食わず嫌いをせずに挑戦してみることも大切ですね。
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★上手くいかない時こそ周りを見る
引用:『ちはやふる』3巻
気が付いてましたか?
ここにいる人たちの足の甲 みんな皮膚が硬くなってタコになってる
畳の上で何年も正座してきた足です
わたしたちがなかなか勝てないの当然じゃないですか
タコができるまで頑張りましょうよ
全国大会予選決勝の舞台で、いまだ一勝も勝ち星がない机君は、自分なんてただの捨て駒、誰が出ても同じだという言葉を吐いてしまいます。
そしてかなちゃんの初勝利に対して、素直に祝福の言葉が出てきませんでした。
そんな机君に向けて、かなちゃんが言った一言です。
物事がうまくいかない時、私たちはどうしても自分視点になってしまいます。
「私はこんなに頑張ったのに」「どうして私ばかり怒られるの?」「私なんて…」こうやって、人と自分を比べて卑屈になってしまうことってありますよね。
しかし、こうやって人と比べている時って、多くの場合自分の目線からしか見えていないということが多いと思います。
あの人がどれだけ努力してるかってことをあなたは本当に知っていますか?
上手くいかない時だからこそ、周りの人の目線に立って考えてみましょね。
「ちはやふる」には悩んでいる時、苦しい時に助けてくれる名言が沢山出てきます。
自分に当てはめて、苦しみを抜け出す名言を探してみましょう。
(参考)
末次由紀「ちはやふる」(講談社)
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