「最高のチームを作りたい!」そんな時に触れたい名言~スラムダンク編③~

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沢山の良い言葉に触れることで、良いセルフイメージをもち、仕事でもプライベートでも良い結果が出せるようになります。

これを心理学では「自己効力感」と言います。

今回は大人気漫画「スラムダンク」より、最高のチームを作りたいと思ったときに読みたい名言をご紹介していきます。

スラムダンクを読んだことがある人なら1度は憧れる湘北のチームワーク。それを支えている名言を読んでいきましょう。

 

【他の名言はこちら】

「やっぱり無理だよ…」と諦める前に読んでほしい名言~スラムダンク編②~

2016.11.28

「心が折れそう…」 壁にぶち当たったときに触れたい名言~スラムダンク編①~

2016.09.25

 

★目標は「こうなりたい!」というものを立てよう

 

今年の目標は全国制覇だ!!

厳しい練習になることは覚悟しておけ!!

いいな!!

(引用)「スラムダンク」第1巻

 

キャプテンの赤木は、まだ仲間のいない1年生の頃から「全国制覇」を目標に掲げてきました。

チームメイトに笑われても、自分が「こうなりたい」と思う目標をひたすら追い続けていました。

そういった努力があったからこそ、赤木の周りには同じ目標を目指す仲間が集まったのでしょう。

 

皆さんはチームの目標を決める時どうやって決めていますか?

「昨年の実績が〇〇だったから、今年はこんな感じかな」なんて決め方していませんか?

どんなチームでも目標設定というのはついて回るものだと思います。

しかし、この目標の決め方がとても大切です。

「人にこうやって言われたから」「常識の範囲では」という目標の決め方では、並のチームにしかなりません。

チーム全員で「こうなりたい!」といった夢を実現するためにあるのが「目標」ですよね。

セルフイメージというものは、仕事でもスポーツでもとても大切です。

「達成したらこうなる!」そう言った良いセルフイメージを持つことで、どこにも負けない良いチームが出来上がるでしょう。

 

(引用)「スラムダンク」第27巻

ヤマオーはオレが倒す!!

by 天才・桜木!!

・・・これで勝つしかなくなったぜ

目標を言葉に出す、ということもとても大切ですね。

桜木も全国大会で、とても不利な状況にありながら、相手の山王工業を倒すということを観客席に宣言しています。

「失敗したら笑われるかもしれない」「成功したら後から言おう」など、大きな目標ほど人に言わない人もいますが、周りに宣言することで、目標に対しての責任が生まれます。

チームリーダーこそ、自信をもって周りに目標を言いたいですね。

 

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★それぞれが役割を認識しよう!

 

ドリブルこそチビの生きる道なんだよ!!

ポイントガードの宮城は168㎝でバスケットプレーヤーとしては身長がとても低いです。

山王工業との一戦で、高身長の選手に何度もプレーを阻まれたときに言った宮城の一言です。

 

バスケットに例えると、選手の役割っていくつかに分かれていますよね。

スラムダンクの湘北でも、パスなどで試合をコントロールする宮城であったり、身体を貼って点を取りに行く赤木、3ポイントシュートで点数を取る三井などとそれぞれに役割があります。

これはどんなチームでも同じです。

一人一人に得意なこと、不得意なことがあって、それを補って伸ばし合うからこそのチームです。

この役割というのをチーム1人1人が認識しているチームはとても強くなりますよね。

チームメンバーの良い所を理解しているだけで、その良い所を使ってチームはより高みに近づいていきます。

なんかチームがうまくいかないな…と悩んでいる方は、ミーティングでそれぞれの役割について話し合ってみましょう。

きっとチームの方針を決めるきっかけになると思いますよ。

 

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★意外と難しい仲間を信じることの大切さ

 

(引用)「スラムダンク」第28巻

限界ギリギリの三井を支えているのは

自分のために赤木がスクリーンをかけてくれる

その一瞬を逃さず宮城がパスをしてくれるはず

落ちても桜木がリバウンドを取ってくれるはず・・・

という信頼・・・

奴は今赤んぼのように

味方を信頼することで

何とか支えられている

運命の山王工業との一戦。

意識が朦朧としながらもプレーを続ける三井。

相手チームもびっくりするくらいフラフラなのにも関わらず、チームメイト信頼し、自分の3ポイントという役割を全うし続けます。

 

前の章で「役割」の大切さをお話ししましたが、役割がわかったら、その役割を担うチームメイトを信頼することに繋がってきます。

この「信頼」というのは口で言うのは簡単ですが、本当に実行できている人は中々いないように思います。

例えば仕事でも、部下を信頼して仕事を任せたとしても、ついちゃんとできているか気になって声をかけてしまっていませんか?

信頼という言葉には、信頼した側にも責任が伴いますよね。

その仕事が失敗したら、上司の自分のせいですから。

ただ、こうやって信頼して任せて、成功した時には、大きな成長が待っています。

自分の意思が伴った「役割」であるからこそ、それを信頼することで仕事の楽しさにも繋がっていきそうですね。

 

スラムダンクには、チームを作るために大切な名言が沢山あり、仕事でもスポーツでも活かせることが沢山あります。

迷ったときには、是非読んでみて下さい。

 

 

(参考)

辻秀一「スラムダンク勝利学」2000年(集英社)

井上雅彦「スラムダンク」1996年(集英社)

 

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