さて、「朝活」特集の第二弾です!
今回は、いまやビジネス書と言ったらこの人、メンタリストDaiGoさんの著書、発言から「朝活」について考えていきたいと思います。
メンタリストDaiGo
DaiGoさんに関しての説明は不要かもしれませんが、心理学と脳科学を用いたパフォーマンスでお茶の間を画面に釘付けにした、「メンタリスト」としてお馴染みのあの方です。
ぐにゃぐにゃと変幻自在に変形させてしまうフォーク曲げや、相手が手にするペンやボールを当ててしまう誘導など、その場にいたタレントさんが文字通り息を呑んでいた衝撃のパフォーマンスでしたね。最近だと、ババ抜き対決をよくされていますよね!あのホリエモン相手にあっさり勝利してしまうなど、いまだにそのパフォーマンスは圧巻です。ちょっと恐いくらい人間観察していますよね。(笑)
ですが、今ではパフォーマンスだけではなく、ビジネスの場にもメンタリズムを導入して企業のコンサルティングなどを手掛けています。
そしてこのメンタリストDaiGoさんも「朝活」を提唱している一人です。
科学的根拠に基づく「朝活」のメリット
かなりの量の文献に当たり(1日20冊程度本を読むそうです)、そこで得た科学的根拠に基づいて「朝活」のメリットを提示しています。その中でも特に驚きの説があります。まずはそれを紹介しましょう。
午前中のほうが集中力が高く、仕事もはかどるということは、誰でも実感として知っています。
研究者によれば、
朝には15分で終わる作業が昼にやると30分かかり、
夜にやった場合には2時間かかると言われています
そのため、
午後の時間は、本気で仕事をする時間として考えない
とまでDaiGoさんは述べているのです。
(引用)
『人生を思い通りに操る 片づけの心理法則』(2017) 学研プラス
講演会での話
朝って、そんなに集中力が高まる時間帯なのでしょうか。夜も夜で頭が冴えるのでは、と思う方もいらっしゃるかと思います。実は私、DaiGoさんが結構好きで(書籍も集めています)、公演会に参加したことがあります。
2017年4月2日に「エニシア浜松」というコワーキングスペースでのイベント、「メンタリストDaiGoトークライブ&パフォーマンス」に参加しまして、そこでも同様の発言があったのです。
「今から衝撃の事実をご紹介します」とDaiGoさんが前置きをした上で、スライドにデカデカと「朝15分=昼30分=夜120分」という文字が表示させました。
その時の私のメモに、「朝15分=昼30分=夜120分」という衝撃的な公式がたしかに綴られています。もう、1年半前の講演会の話ではありますが、いまだにその公式が非常にショッキングだったことは鮮明に覚えていて、メモもいまだに手元にあります。夜中まで詰め込んだ私の受験勉強は一体何だったのだろう…、とか考えて(笑)
メンタリストである彼が自著にとどまらず公演の場でも、この考えを繰り返説いている、ということはかなり自信のある説だということでしょう。
実際に、DaiGoさんは朝早起きして「朝活」に取り組まれているそうなので、ご自身でもたしかな実感があるのでしょう。
また、早起きのメリットについて、DaiGoさんは他の著作でも説明しています。
脳は、朝起きてから2時間の間に最もクリエイティブな力を発揮することがわかっています
集中力が最も高くなる朝の2時間。
その中でもとくに重要な30分があります。
それは十分な睡眠を取り、朝食を摂った後の30分です。
…人生を変えるための勉強をしたいと思っているなら、この30分を有効に活用すべきです
(引用)
『自分を操る超集中力』(2016) かんき出版
つまり、朝は脳が最も働くため、「人生を変えるための勉強」をしようと提唱するほど、DaiGoさんは朝を重要視しているのです。
よく「朝活」によるメリットを、フワッとした表現で説明しているものを目にすることがありますが、一方でDaiGoさんはこうした科学的根拠に基づいて「朝活」のメリットを明示してくれているので、やっぱりそのほうが「朝活」への励みになりますよね!
「朝活は、どうも精神論な気がして…」
「夜型の自分には関係ないと思う」
という方々も、DaiGoさんの科学的根拠に基づいた意見を踏まえて、「朝活」少しでも興味を抱いてみてほしいです。今後も「朝活」特集を続けていきますので、よろしくお願いします!次回は、KOKACARE代表竹内の「朝活」に密着取材(予定)です!
南山大学人文学部日本文化学科卒業。大学在学中にインターン生として名古屋のベンチャー企業にて広報を担当し、インタビュー・イベントレポート等を手掛ける。また、ライターとして経済雑誌「株主手帳」にて、名古屋の上場企業の社長インタビュー企画に加わり記事を執筆。インバウンド客向けに日本の文化・観光情報等を扱うメディアにて、名古屋・大阪地域担当を務める。
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