沢山の良い言葉に触れることで、良いセルフイメージをもち、仕事でもプライベートでも良い結果が出せるようになります。
これを心理学では「自己効力感」と言います。
今回は「ドラゴン桜」で有名な三田紀房先生の転職マンガ「エンゼルバンク」から、「転職しよっかな…」そう思ったときに読んでほしい名言をご紹介していきます。
★自分の価値をちゃんとわかっている?
「エンゼルバンク」第1巻より引用
すべての物事は相場で決まるということです。
人の価値もそうです
自分で決めるんじゃないんです
決めるのは相場なんですよ
社会人になって仕事すると
自分のキャリアに自信を持ちます
自分が唯一無二の存在だって
でも・・・世の中いっぱいいるんですよ
自分みたいな人って・・・
転職代理人海老沢さんの名言です。
海老沢さんは子供の頃に自身がやっていた「エンゼルバンク」を例に出し、転職の相場について述べています。
転職をしようと考えた時に思うのが「私には力があるから、転職してさらにレベルアップできる」ということですね。
しかし、本当の自分の市場の相場って本当にわかっているのでしょうか?
たとえ今の会社では、高い地位についていたとしても、自分の持っている「知識・経験・技術」は他の場所でも通用するのでしょうか。
他の会社でも通用する力というのが、今の自分の本当の「価値」といえるでしょう。
自分の価値を知らずに、むやみに、「嫌な上司がいる」「もっと福利厚生がいいところで働きたい」「残業が多い」という理由で会社を辞めてしまうと、結局さらに自分の価値を下げる会社にしか転職できないかもしれません。
ちなみに自分の市場価値を調べるサイトも登場していますので、良かったらご覧ください!
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★転職は人生のチューニング、そう考えて自己分析してみよう!
「エンゼルバンク」第1巻より引用
転職はリセットではないからです
転職は人生のチューニングなんです
転職希望の山口さんの相談に乗った井野さんが言った名言です。
果たしてどういう意味なのでしょうか。桜木弁護士がこう解説してくれています。
よく人は 転職をリセットだと思っている
転職すれば 生まれ変われて
それまでの悩みが解消し
すべてがうまくいくと…
ところがそんなことはありえない
人はどんな仕事でも 必ず何かしらの
我慢をしなくては ならないんだ
井野先生は転職志望の山口さんに、仕事をするうえで大切に思っていること5つに点数をつけてもらいました。
転職をするとその点数の合計が上がると思っている人が多いですが、そうではないと。
その点数の配分を変えるのが転職だと言っています。
桜木弁護士も言っているように、転職すればバラ色の人生なんて思っている人も沢山いると思います。
しかし、どんな会社に行ったってつらいことは沢山あります。
ただ、自分が我慢できる部分と我慢できない部分をしっかり分析して、ストレスを感じにくいようにするのが転職だということですね。
転職する時には、とても重要な考え方だと思います。
「数字に追われてでも給料が欲しいのか」「やりがいはあまり感じなくても、残業がないほうがいいのか」など自分が働くうえで、どんなことを大切にしているのかをしっかり考えたうえで転職活動に取り組んでみて下さいね。
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★人のつながりを大切にしよう
「エンゼルバンク」第1巻より引用
失敗しないためにはどうすればいいか
縁があるところに ポンと入っちゃう
仕事…職場
これってすべて縁なんだよ
誰かと知り合って 人の繋がりができたら
そこにお世話になったほうがいい場合
沢山あるの
井野先生の転職が失敗しないためにはどうしたらいいのかを、海老沢が答えているところの名言ですね。
「縁があるところにポンって入ってしまう」と聞くと「えーそんな簡単でいいの?」と思うかもしれません。
しかし、人とのつながりによっての縁ならば、信頼に基づいた縁ですよね。
それって、とても大切なことだと思います。
例えば、知り合いの人から紹介してもらった会社に入るということは、その知り合いの人の信頼というものがあるので、よくわからない会社に入るよりよっぽど安心できますよね。
そう考えると、人と人との繋がりというは大切にしていかなくてはいけないということが、よくわかりますね。
エンゼルバンクは転職だけでなく、社会人として働く上でも大切なことを勉強させてもらえるマンガです。
今回の名言は全て第1巻から載せています。
気になった方は、読んでみて下さい。
(参考)
三田紀房「エンゼルバンク第1巻」2012年(講談社)
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