沢山の良い言葉に触れることで、良いセルフイメージをもち、仕事でもプライベートでも良い結果が出せるようになります。これを心理学では「自己効力感」と言います。
今回は永世七巻という素晴らしい称号を獲得した、将棋棋士羽生善治さんの名言をご紹介していきます。19歳で初タイトルを獲得してから約40年間、将棋界のトップでい続けている羽生さんだからこその名言に学んでいきましょう。
★才能とは情熱を持ち続けること
私は才能は一瞬のひらめきだと思っていた。
しかし今は、10年とか20年、30年を同じ姿勢で、
同じ情熱を傾けられることが才能だと思っている。
(引用)NHK『プロフェッショナル仕事の流儀』
羽生さんは13歳でプロデビューを果たし、19歳で初タイトルを獲得しました。そこから約40年間、将棋界を引っ張り続けてきた羽生さんだからこその名言です。この名言はNHKの人気馬組『プロフェッショナル仕事の流儀』で言った言葉です。
「あの人は才能があるから…」そうやってできる人のことを見てしまうことってありませんか?将棋だけでなく、スポーツや勉強、仕事においても「才能」という言葉を使って、人と比べてしまうことは多くあります。しかし、羽生さんの言葉を見ると、何十年も同じ姿勢で、同じ情熱を傾けられる人こそ才能だと言っています。一瞬を切り取って、人よりも飛びぬけて結果を残せる人はいるかもしれません。しかし、何十年も努力した人こそ、真の才能なんですね。
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★平均点を目指すと後退する
基本的に人間というのは怠け者です。
何も意識しないでいると、
つい楽な方向や平均点をとる方向にいってしまいます。
だから相当意志を強く持って、志を高く揚げ核となっている大きな支えを持たないと、
一生懸命にやっているつもりでも、
無意識のうちに楽な方へ楽な方へと流されていくことがあると思います。
自分自身の目標に向かって、
ちょっと無理するくらいの気持ちで踏みとどまらないといけません。
また羽生さんはこんな名言も残しています。
平均点を目指すと、限界も決まってしまう
40代となった羽生さんは一時期タイトルを2つ落としてしまい、「羽生時代はもう終わりか?」と思われたこともあったようです。しかし、そこからも常に努力をし続けて、今回の永世七冠達成となりました。
目標を立てた時、私達はドーパミンが分泌し、やる気に満ち溢れます。やる気の脳内物質ともいわれるドーパミンは、届きそうで届かない目標を設定した時に一番多く分泌されます。つまり、常に上を目指すことで分泌され続けるのです。しかし、「平均点」というとうに現状維持を目標にしてしまうと、やる気もでず、いい結果を出すこともできません。トップに立ち続ける為には、常に上を上を目指す目標設定が大切なのですね。
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★超一流になるための話の聞き方
三流は人の話を聞かない。
二流は人の話を聞く。
一流は人の話を聞いて実行する。
超一流は人の話を聞いて工夫する
羽生さんは今まで新しい手や、思いもつかなかった手を沢山よに送り出し、「羽生マジック」という言葉ができるほどです。そんな羽生さんは、どの世界でも、常識とされていたことを疑い、先入観を捨てて考えることから、発見やアイディアが生まれてくるのではないと言っています。それが表れている名言ですね。
例えば、大企業の社長さんとお話しさせてもらったとするでしょう。「社長さんと話すなんて怖いからやめとく」「なんとなく話を聞く」「話を聞いて、その通りにやってみる」「話を聞いて、自分なりに工夫してやってみる」あなたはどれに当てはまりますか?将棋界だけでなく、ビジネスマンにおいてもこの考え方はとても大切ですよね。超一流になるたに、話を聞いて工夫して行動できるビジネスマンを目指しましょう。
羽生善治さんは将棋を指す方だけでなく、ビジネスマンの方や起業されている方にも勉強になる名言を沢山残しています。著書も多く発売されていますので、興味がある方は読んでみてはいかがですか?
(参考)
NHK『プロフェッショナル仕事の流儀』
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